【ボドゲ】ブレイドロンド紹介【TCG】

 

友達が「紙オタクはこれをやれ」って持ってきたんですよ〜〜

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な〜〜〜に〜〜〜     やっちまったなあ〜〜!!

 

男は黙って 

 

Future Vision 獣!

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男は黙って

 

Future Vision 鳥!

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(カバサイビートが強すぎるよ〜〜)

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 茶番はやめて今回紹介するゲームはこちら

冒頭で見せた

ブレイドロンド》っていうボードゲーム

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ゲームの大筋はシャドーバースorハースストーンって言えば大体の人達は分かってくれると思います。

要は、毎ターンマナが1ずつ溜まっていき、互いのライフ15を削りあうってゲームとなります。

 

特徴は【完全情報ゲーム】であること。将棋やチェスみたいなね。

と言うには少し言い過ぎですが、運の要素が他のカードゲームと比べて非常に少なく感じます。

 

ゲームの流れ

  1. 40枚で構成されたデッキを15枚ずつ二人のプレイヤーで分けます。(この時余った10枚のカードは非公開及びこのゲーム中使用しません)
  2. 各プレイヤー15枚ずつ配られた紙束の中からその内、7枚をピックして、お互いの共通カードである加護法加熱法というカードを加えてゲームスタートです。[残りの8枚も非公開にし、使用しません。]後攻は、更に鼓動法というカードを手札に加えます。(コイン) f:id:tkuc417:20200102001808j:image何を隠そうこのゲーム、ドローの概念がない。先程、運の要素の少ないゲームと言ったのはこのことに起因している。お互いに共通カードと15枚の中からピックした、たった7枚のカードを初めから手札にして戦う、つまりゲームが始まってからは完全情報ゲームとなる。ゲームがスタートした時点からそこには、明確な最善手が存在し、運負けなど無く、かならず先手後手どちらかが勝つことが決まっている。刺さる人にはこの辺りから面白そうなゲームだと感じて貰えるのではないだろうか。だからこそ、このゲームは自分の勝ち筋を通すand分の負け筋を消すピックこそが最も重要であると同時に、最も頭を悩まし、面白い工程と言える。デッキビルダーを名乗る方達にはぜひとも一度は触れて頂きたいゲームだ。
  3. ゲームの準備f:id:tkuc417:20200102013227j:image(読んで)(公式ルールブックより引用)ステータスはattack,voltage,defenceの3種類 
  4. ゲーム開始 voltage(マナ)が毎ターン1ずつ増えていく。voltageの値に収まる中で任意の回数の行動をして互いのライフを削りあっていくのがゲームの流れとなります。※後攻は攻撃が1の状態から。

 

じゃあ、どんなカードがあるの?当然の疑問です。一部カードを種類別に紹介していきます。

 

攻撃のアクションは、物理と魔法の2種類があります。まず紹介するのがこのカード

 

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物理攻撃の最もベーシックなカード。左上に大きく書いてある数字がコストです。このカードの場合、1コストのマナを支払って発動することができます。相手に与えるダメージは、自分の攻撃力から相手の防御力を引いた値となります。

攻撃力は前述した、共通カードである加熱法で上げていきましょう。

 

次は

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魔法攻撃の中の1枚です。魔法攻撃は相手のdefenceに関係なくダメージを与える事ができる。ダメージ値は、魔法攻撃と書かれている横の値。このカードの場合3点ですね。更にテキストに代償と書かれており、自分も3点を受けるとこのカードでは書かれています。前述した斬撃剣もそうですが、基本的に使ったカードは打ったターンの終了時に手札に戻ってきて次ターンからまた使えます。

 

次は

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緑色のカード遊戯王の魔法カードみたいなものです。場に残るものもあれば、使い切りのカード(ライフ回復、託宣等)もあります。このカードの様に、左上にLと書かれたカードは発動したターンに捨て札に置かれます。Lと書かれたカードは物理,魔法,補助,レスポンス(後述)全ての種類に含まれているのでお気を付けて。使い切りのため強力な効果を持ったカードであることが多いです。

 

次は

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紫色のカード。《レスポンスカード》とこのゲームでは呼ばれますが、要はトラップカードです。自分のターンに裏向きで伏せて、次の相手のターンのアクションに応じて発動させます。全て1コストです。発動さえしなければ相手のターンの終わりに自分の手札に返ってきます。非常に重要なカードで、これをうまく使えるかがこのゲームの勝敗を分けると言っても過言ではありません。

 

以上4種類のカードから自分だけの手札を構築して戦っていきます!

 

この他にも美麗なイラストが描かれた強力なカードが複数あります

 

Q.一体どんなタイプのデッキが組める?

 

A.主に作れるデッキのアーキタイプを主要カードと共に簡単に説明していきます。

 

1つ目は 《物理アグロ》

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加熱法で毎ターン攻撃を上げていき、斬撃剣、舞踏剣などの低コストの攻撃カードで序盤からダメージを与えるデッキ。共通カードの加護法で防御を上げられてしまうとダメージが著しく落ちてしまうためフィニッシャーとして右から3枚目の《絶対剣》が採用されていることが多い。このカードはバグってる

 

2つ目は 《魔法ミッドレンジ》

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4コストで最大8点の火力に化けるマナルティックルピナス(左3)や4コスト3点だが、手札が0枚になれば6点の火力になるフレアビスカス(左2)を主軸とした構築。フィニッシャーとしてそれ単体が攻撃をし始める《カデンツァ》が採用されたりする。

 

3つ目は  《コントロールリリィ》

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ランパンしてどーん!アグロの攻撃を交わしつつリリィで決められた時の爽快感はたまらない。

 

 

最後に 《リソース奪取》

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この二枚で相手の攻撃カードをぽいぽいして詰ましていくデッキ

※《意思砕きの鉈》のような追加効果を持つカードは、相手に一点以上与えることでその効果を発動できます。

 

他にも物理に魔法をタッチさせる構築だとかサブプランにリリィを一枚だけ忍ばせておくだとか与えられたカードでどれだけ強い構築を組めるかは腕の見せ所です。

 

ここからは実際のゲームを観てもらおうと思う。知識のない人でも分かる様に説明していくつもりだけど、意味わからん、おもんなとか思ったら飛ばしてください。

 

  • ゲームが始まり、15枚ずつ山を分け合う

前述した通り、同名カードは2枚ずつの全20種類しか存在しないので、自分のカードから相手に何が配られたのかを意識して構築する必要があります。それを踏まえて配られた15枚のカードがこちら。

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  • 勝ち筋を探す

ざっとみた感じ勝ち筋を通せるカードはこの3枚あたりでしょうか。

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どの3枚も強力なフィニッシャーです。特に最後の舞踏剣は斬撃剣が内包されており、マナが残っている分だけ連パンできます。

物理に寄せるか、コントロールリリィにするかの判断も含めて非常に悩ましいのですが、今回は、《加速するロンド》というマナを上げることが出来るカードが二枚来ていることから《トリビュートリリィ》をメインに据えることにしました。

 

   ピック1 《トリビュートリリィ》

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リリィというマナコストの重いカードを速く発動させたいため、加速するロンド2枚採用はしておきたいところでしょう。

   

   ピック2,3 《加速するロンド》

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  • 自分の負け筋を潰す

負け筋を考える上で相手がどんなデッキを選択してくるのか考えてみましょう。

  1. 斬撃剣、舞踏剣、暗黒剣、絶対剣が1枚しか見えていないため1枚ずつ相手に渡ってる可能性は十分考えられます。それらの強力な物理攻撃で相手を倒す《物理アグロ》を選択する可能性は高そうですね。
  2. リリィ以外の魔法が全て見えていないことから、ルピナス、ビスカスで相手を責め立てる魔法ミッドレンジ。カデンツァも見えていません。こちらも可能性は高そう
  3. アゲート2枚+鉈を振ってきてハンデスするデッキ。f:id:tkuc417:20200104134451j:image(再掲)相手としてもこちらが物理を選択する可能性を一番に考えているでしょうから強力な絶対剣などを封じて詰ましにくることも考えられます。 コントロールに対しても《意思砕き鉈》でリリィ1枚を抜かれてしまうと即負けに繋がってしまうので、そのケアはしていきたいところです。前述したデッキに組み合わせてくるのが一番厄介です。

 

  1. 物理アグロに対して

先行ベースで考えてみましょう。3ターン目と4ターン目にロンドを打つことが想定されるので特に4ターン目のマナが5になった時にロンド+2マナで行動が取れるのが理想的です。ロンドを二回打つテンポロスをできるだけ回避するため、防御札を選びます。同時に、相手の鉈によるハンデスを警戒する必要があるためそれらの攻撃で点を取られないように《月光のルチル》は必要不可欠でしょう。

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    ピック4 《月光のルチル》

   2. 魔法ミッドレンジ

先行ベースで考えると相手のルピナス(4マナ)を止めるには、3ターン目にロンドを打つわけにはいきません。後攻3ターン目に打たれてしまいます(コインで1マナ増やせるため)。最速で打たせないためにこちらのカードを採用しましょう。

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               ピック5 《霧紡ぎのパール》

 

相手にこちらのカード

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が入っていた場合、最後のリリィの攻撃に対してこのカード1枚で生き延びられてしまう可能性があります。リリィを通すことができなければ、こちらの負けなのでこのカードに対する解答を入れておきたいです。つまり、同じカードを入れればいい...

 

    ピック6 《燐灯るエチュード

 

相手のクロックが思ったより早く、エチュードを吐いてダメージを軽減しなければならない状況もあるかもしれません。その場合、リリィを打って、生き残られた時に次のターン削れるプランを入れておきたいです。

 

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    ピック7 《絶対剣》

 

これで7枚揃いました。

ですがここで、あまりに物理を怖がっていた私は、それ対して刺さりにくいパールを入れるのにひどく抵抗がありました。じゃあ相手が魔法ミッドレンジだったらどうするの?→レスポンス伏せておけば勝手に相手がパールと判断してくれるでしょと

という理由で実質8枚目のピックをしてパールをダイヤモンドに変更しました。

 

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   パール→ダイヤモンド

 

こんどこそ本当に7枚揃いました。

こちらがその7枚

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実際のゲームも載せようと思ったけど、思った以上に文字数いってしまったので断念...需要あればあげます。

 

ちなみに相手の15とそのピックをゲーム後に教えてもらいました。

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皆さんなら何を選びましたか?

 

いかがだったでしょうか?

たった20種類のカードから思ってもみないほどの読み合いと奥深さを感じて頂ければ嬉しいです。

 

 

※ちなみに今回説明したの1弾だけです。現状4弾まであり、混ぜてヨシ単体で遊んでヨシの神ゲーです。

 

ではここまでお付き合い頂きありがとうございます。処理やルールでわからないことがあれば気軽に聞いてください。ピック相談とかも大好きです。→@wixoss_sisuko

 

参考文献

bladerondoデッキ構築論①

http://tcgpp-br.blog.jp/archives/11999057.html